みなさんは関東⇔関西の移動の際、なにを使いますか?鉄道と使い勝手の違う飛行機、羽田や伊丹は人が多くて使いにくいしLCCだと成田や関空は遠い…ちょっと待ってください、なにか忘れてませんか??
東海道新幹線や寝台特急、鈍行列車に夜行バス…飛行機はこれらに乗るのと勝手が違って敬遠されがちですよね。羽田⇔伊丹はビジネスマンばかりですし人が多くて運賃高い…だからといってLCCを使うと成田空港や関西空港という市街地と離れた空港に行かなければならないから交通費で結局高くなるなんて。困りましたね、やはり新幹線が無難なんでしょうか?
”第三の空港”を利用してみませんか?
新幹線よりも値段をおさえたい方、移動を旅行にしたい方必見です!いわゆる”第三の空港”を利用してみるのはいかがでしょうか?
関東には茨城空港、関西には神戸空港があります。
茨城や兵庫というと東京や大阪と比べて遠いイメージがつきやすいです。しかし、どちらも空港まで安く移動することが出来るのです。
東京駅⇔茨城空港は飛行機利用者は運賃500円
通常1200円かかる東京駅⇔茨城空港のバスを飛行機で出発または到着した方は500円で利用することが出来ます。これは東京駅⇔成田空港900円バスや東京⇔羽田空港鉄道利用よりも安いです。
所要時間はタイムテーブルで約2時間30分となっています。しかし日祝日では30分早くなると書かれていたり、実際わたしは平日の昼間の便で約60分早く着いたので交通事情によりますが実際は約100分程度です。(空港発を利用の方は時刻表上の時間を目安にしたほうが確実です。早くついたらラッキーと思っておいた方がいいでしょう。)
また、神戸空港をJRの新快速や阪急・阪神電車の特急を利用し、三ノ宮でポートライナーを利用することで比較的安くそして早く空港に着くことが出来ます。
交通費を抑えられるのではないでしょうか?
空港規模がコンパクトにまとまっているので、出発も離陸もスムーズに
どちらの空港も位置づけは地方空港です。茨城空港は2010年の自衛隊百里基地の民営共用化、2006年開港とどちらも比較的新しいのでとても必要な設備がコンパクトにまとまっています。
神戸空港はポートライナー駅の改札を出て左に曲がるとすぐ入り口があり、そのまま国内線出発ロビーのエントランスになります。羽田空港では駅からロビーまで少し歩きますよね。
また就航会社がある程度限られています。国内線の就航路線は以下の通りです。
日本航空をはじめ、多々あるLCCなどを含めある程度絞られた運用になっています。神戸はスカイマーク航空の拠点となっていますのでどちらも主要はSKYということです。
そのため利用客もスポットも少なく、滑走路までの距離も随分と近いです。
参考にですがプッシュバックが終わってから陸を離れる時間は、関西空港第二LCCターミナルからのPeach Aviationでは約15分、神戸空港スカイマークでは約2分でした。離陸待ちや他誘導路の状況を考えると関西空港ではさらに時間が遅れる可能性もありますし一目瞭然ですね。
これは茨城空港も同じように滑走路と誘導路そしてスポットまでがとても近くなっていますが、茨城空港ではボーディングブリッジを使わないため移動がさらに早くなっています。
そして神戸と茨城を結ぶ、スカイマークが安い
羽田や伊丹と比べるとあまり知名度がありません。ましてや交通費の安さなど知らなかったら普通は選択肢にも入らないでしょう。
2018年9月現在では最安ですと片道6900円程度で買えてしまいます。これは同じスカイマーク神戸⇔羽田便よりも1000円程度安い値段です。金曜や土日など高くなりがちな日でもある程度の空席があると約8000円で変えてしまうのでそれでも新幹線よりも安くなってしまいます。これなら昼食や夕食分が浮きますね。
空港使用料も利用客の集客のため比較的抑えられがちで、利用したい!って方には優しいターミナルになっています。利用客も三列シートの真ん中に人がいないことも多く、新幹線の自由席で立って3時間なんて苦痛とはさよならですね。
まとめ
飛行機は感覚と実情がずれやすい乗り物だと思います。東京から北海道行くよりも長崎に行く方が値段が高いなんて昔話題になった通り、距離感や偏見を捨ててぜひ活用できるところを活用してみたはいかがでしょうか。
あまり殺伐とした路線よりも少し優雅に移動を”旅行”に変えてくれる、そんな旅をぜひみなさんも味わってみてくださいね。